突然怒る、感情を制御できない激高型の対応策

突然怒る、感情を制御できない激高型の対応策

 

なんで俺が注意されなきゃいけないんだよ!

 

大きな声を出して、手に持っていたコーヒーの缶を地面に叩きつけたことがわたしにもあります。

 

なぜかいつもイライラしたり、カッカしていました。特定の人や事に対してというより、世界全体が気に食わなかったのです。

 

理由なんてありません。自分でもよくわかりません。いま考えれば、それはADHDの衝動性が原因でした。

 

自分の感情がうまくコントロールできず、ちょっとしたことでも感情が爆発してしまうのです。

 

 

 

【たとえ激しい怒りでも20分程度でおさまる】

 

 

熱しやすく冷めやすい。まるで、ある血液型のようなのがADHDにおける衝動性をおさえられない「激高型」の特性です。

 

子供の頃からADHDが原因で親や周囲から注意ばかりされてきたため、劣等感を抱えていることがあります。そんな状態を頭ごなしに押さえつけても逆効果。

 

激しい怒りが続いてるときは、周りがいくらなだめてもすかしても効果ありません。当り散らされて嫌な思いをしたくないなら、あえて放置してください。声をかけたり、目を合わせないのが一番です。

 

もしも周囲の目がある場合は、別室に移動させて怒りがおさまるのを待ちます。いちばんの対処法は「なんかイライラしているな」「あの顔、ぜったい怒ってるぞ」と感じたら、本人の怒りが爆発するまえに外の空気を吸わせてください。

 

しばらくすれば落ち着いて、自分の行動を反省します。上司や同僚は本人が落ち着いてから、一緒に対応法を考えましょう。

 

ほかにも激高型は、以下のような問題行動をおこします。

 

・仕事中でも、とつぜん怒り出す
・ささいなことでもイライラして、周囲に当たり散らす
・同僚や部下だけでなく、上司にも食ってかかる
・会社の人間だけでなく、他の会社や外部の人間にも感情がおさえられない
・自分でやります!と仕事を始めたけれど、途中で投げ出して迷惑をかける
・いくつも仕事が進行していると、切り替えができない
・突発的に暴言を吐く
・後先を考えずに思いつきで行動する

 

など。

 

ADHDの激高型は、感情を制御するのが苦手。ちょっとしたことや自分の思い通りにならないことがあっただけで、怒りが瞬間的に沸騰して抑えられません。

 

けれど、こんなことが続けば「危ないやつ」「キレやすい」「安心して付き合えない」と考えられ、職場でも孤立してしまうので注意が必要です。

 

 

 

【激高は自分にも時には向かう】

 

 

新しいことが好き。飽きっぽい。これもADHDの特性です。衝動性が高いために、思いつくとすぐ行動に移してしまう。

 

そして時に感情の爆発は、他人だけでなく「うまくできない」自分に向かうことがあります。

 

自分からあれもこれも仕事を抱えるくせに、物事に優先順位がうまくつけられず投げ出してしまう。結局、その仕事は誰かがやらなければなりません。

 

それでは社会人としての信用もガタ落ちです。今できること、すべきことをちゃんとやるようにします。

 

・仕事を安易に受けない
・無理と感じたときは断る
・本当に相手が悪いのか、自分に悪いところはないか考える
・スケジュールが危なくなったら上司や同僚にすぐ報告する
・怒りを感じたら、気分転換を心がける。深呼吸する。その場を離れる

 

 

 

【ADHDに仕事を任せるときの注意点】

 

 

ADHDの人に仕事を任せるときは、複数の仕事をまかせないようにします。一度にいくつも指示をすると混乱しがち。その結果、混乱して感情が爆発してしまいます。

 

仕事を与えるときは、ひとつの仕事が終わってからに上司はしましょう。

 

そして注意をするときに大切なことは

 

・感情的に注意をしない
・落ち着いた声で短く、具体的に注意する
・1日に何度も注意しない
・できないことより、できたことをほめる
・否定的にならない

 

ことが大切です。

 

医学では治らないとされている、アスペルガーなど発達障害を改善する方法を公開しています。

 

 

 

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