仕事に集中できないADHDの解決法

仕事に集中できないADHDの解決法

 

うっかり屋さんで気が散りやすく、衝動的に思いついて行動してしまう注意欠陥・多動性障害の人は、なかなかやらなければならないことに手をつけない先延ばし傾向も特徴のひとつ。

 

仕事におけるトラブルの事例としては

 

・仕事に集中できずパソコンでインターネットをみたり、休憩を頻繁にする
・ぎりぎりにならないと仕事に手をつけない
・時間を守れない
・うっかりミスや忘れ物、遅刻が多い

 

などがあります。

 

 

 

【職場の協力が必要。まず上司に相談】

 

 

職場の上司や同僚の援助があれば、ADHDの特性(不注意)があっても助けてもらえます。

 

そこで、まず上司に以下のことがあれば相談しましょう。

 

・できる仕事とできない仕事の差が激しいこと
・得意な仕事と不得意な仕事
・期限が守れない(先延ばしの癖がある)
・忘れ物が多い(うっかりすることがある)

 

仕事とはいえ、苦手な仕事をすることはストレスになります。ストレスやトラブルを減らすためにも、得意なことを事前に報告し、仕事を変えてもらいます。

 

そして相談を受けた上司は、発達障害の特性をよく理解してできるかぎり気にかけてあげてください。

 

・本人の気が散らない壁側の席を用意する(ついたてで机を隠す)
・休憩できる個室(または場所)をつくる
・仕事の内容をメモして見えるところに貼り、指示は頻繁に、具体的な数字で伝える
・仕事の進め方やわからないことは同僚や上司に必ず相談させる
・できるだけ叱らず、褒めて本人のやる気を引き出す

 

 

 

【仕事に集中できない】

 

 

社会人として、仕事に集中できない、先延ばしにする癖はやっかいです。この問題の解決には、ADHDの特性を知り対処しましょう。

 

>>先延ばしにする(納期や締切が守れない)

 

飽きっぽい、気が散りやすいこともADHDの特徴ですが、仕事の締切が守れない先延ばし傾向も問題があります。「これは重要だから先にやらなければいけない」とわかっていても、つい興味のあることを優先させてしまいます。

 

解決策は、パソコンやスマートフォンの無料スケジュール管理ソフトで「締切まで、あと5日」「提出まで、あと2時間」といったカウントダウン形式でスケジュールを管理しましょう。

 

忘れっぽい特性を考え、仕事(ビジネス)と私事(プライベート)は、一緒にまとめて管理するのが基本。そうでないと、どちらかを忘れて予定を入れてしまうため注意が必要です。

 

>>気が散る

 

好きなこと、得意なこと、興味のあることには何時間でも集中できるのに、そうでないことにはまったく集中できないのがADHDの特徴です。

 

あえて、いくつかの仕事を用意しておき、飽きたらべつの仕事をします。仕事に目標(ここまでやったら休憩する)や区切り(1時間したら休憩する)を決めて、やる気を持続させる方法も効果的です。

 

周囲の話し声や足音、車の走行音、エアコンの作動音、サイレン、ジェット機の音が気になるのであれば耳栓をする、職場の許可があればヘッドフォンで音楽を聴きながら仕事をします。

 

他人の視線が気になる、人の動きが気になるときはついたてや囲い、またはパーティションで視界を遮る工夫をします。パソコンのモニターも明るさをおさえ、フードでモニターの周囲を覆い視線をパソコンに集中させてもいいでしょう。

 

衝動性が原因で仕事中にインターネットを見てしまうときは、ネットを使えないようにしてしまうのが一番です。

 

 

 

>>朝起きられなくて遅刻してしまう(ADHDの生活改善)