大人のADHD解決法

家族療法

 

 

■家族療法(かぞくりょうほう)■

 

夫婦や親子でカウンセリングを受ける家族療法も、注意欠如多動性障害には効果があります。

 

長年、注意欠如多動性障害と付き合ってきた家族の関係は、発達障害をもつ人の状態を大きく左右します。

 

家族。とくに夫婦は長いあいだのさまざまな葛藤があると、相手がADHDとわかっても相手を理解できない、新たな生き方を試そうと思えないことがあります。

 

そのため医師やカウンセラーなどの第三者に間にはいってもらい、家族が共通の目標に向かっていきます。

 

家庭内においては、ADHD本人よりも家族のほうが困っていることが多いもの。当人はまったく困っていないけれど、一緒に暮らす家族が困っていることが多いのです。

 

家族療法をすることで、当人は自分の言動が家族にどのような影響を与えているかがわかります。家族は、自分たちが日常的に当人に行っている非難が、当人にどのような影響を与えているか理解します。

 

家族療法で、お互いの考え方を理解し家族で治療に取り組みます。

 

 

■発達障害に気づくのが遅くても大丈夫■

 

不注意(よく忘れる・片づけられない)型の場合、大人になるまで発達障害であることに気がつかないこともあります。

 

遅いことはありません。家族で一緒に治療に取り組みましょう。

 

 

■家族だからこそ注意をする■

 

基本的な社会のルールは、他人が注意しづらいもの。言わなくてもわかる。口に出さなくてもわかると思いこまず、どこがいけないのかハッキリと注意しましょう。

 

また、当人を混乱させない会話を心がけます。あいまいないい方を避け、具体的に伝えます。

 

たとえば「その服、似会ってないね」と友達に言ったのであれば、「そんなこと言ってはダメ」ではなく、「相手は似会っていると思って着ているのに、似会ってないと言えば傷つく。だから言ってはいけない」と注意します。

 

数字や場所もハッキリ伝えましょう。「ちょっと」や「ほどほど」は具体的ではありません。「3個」「30分」など数字なら間違いありません。

 

洗濯物なら「しっかり片づけて」ではなく、「洗濯物は、自分の部屋のタンスにしまって」と場所まで指定します。

 

>>>集団療法

 

医学では治らないとされている、アスペルガーなど発達障害を改善する方法を公開しています。